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間接測定値を記録するときの簡易規則

間接測定によって得られた測定値を記録する際には, 測定値を何桁まで記録するかが問題となる。 直接測定される量に見込まれる誤差から (23)を使って間接測定の誤差を見積れば 記録すべき桁数は決まるのだが, 測定値の精度がそれほど問題にならないような状況では, (23)は繁雑で使いにくい。 大まかに間接測定値を記録するときには, より簡便な規則があれば 便利である。本節では, 多少不正確ではあるが簡単な 間接測定値を記録するときの規則を取り扱う。





Shigeru HANBA
平成16年8月16日