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: 変数と描画範囲の指定 : 2次元グラフを描画する : 極座標モードの起動と終了 目次

簡単な例

いくつか例を見てみましょう.

まず,

$\displaystyle r = sin 2t
$

なる図形をプロットしてみます. これは, 4つ葉のクローバーの形の図形です. ただし, 描画にあたって, 画面の縦横比率を1に固定しておくことにします.

まず

  set size ratio [Enter]
  set polar [Enter]
と入力して画面の縦横比率を1にしてから 極座標を用いたパラメータ付き曲線描画モードに移行し, 続いて
  plot sin(2*t) [Enter]
と入力すると, 図7.37のような グラフが得られます.
図 7.37: 4つ葉のクローバーの形の図形
\includegraphics[scale=1]{EPS/gnuplot-2d-polar-1.eps}

上のグラフにおいて正弦関数の周期を変えると葉の数が変わります. たとえば, 葉の数を8枚にするには,

$\displaystyle r = sin 4t
$

なる極座標表示を用います. 実際,
  plot sin(4*t) [Enter]
というコマンドを実行すると, 図7.38 のような図形が得られます.
図 7.38: 4つ葉のクローバーの形の図形
\includegraphics[scale=1]{EPS/gnuplot-2d-polar-2.eps}





Shigeru HANBA 平成17年7月16日