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: テキスト全体の回転 : 文字の大きさや字体の指定と回転 : 文字の大きさの指定 目次


字体の指定

字体を指定するためのコマンドとして, \rm, \it, \tt, \sf, \bf があります. これらの意味を 表10.2に示します.

ボールド体を指定するとローマン体に対応する太字の 字体が選択されますが, \it,\tt,\sfと 組み合わせることで, それぞれ対応する字体の太字が得られます.

表 10.2: 利用可能な字体一覧
記号 コマンド 記号 コマンド 記号 コマンド
\rm ローマン体 \it イタリック体 \tt タイプ文字
\sf サンセリフ体 \bf 太字

以下にいろいろな字体を選択する例を示します. ただし, グラフをみやすくするために, 図の大きさを縦横とも標準の半分にしてあります(最初の行).

  set terminal postscript eps plus? [Enter]
  set output 'gnuplot-plus-font.eps' [Enter]
  set label '{\sf Sanserif}   {\tt\bf BoldSanserif}  ' at 0.5,0.7 [Enter]
  set label '{\tt TypeWriter} {\tt\bf BoldTypeWriter}' at 0.5,0.5 [Enter]
  set label '{\it Italic}     {\it\bf BoldItalic}    ' at 0.5,0.3 [Enter]
  set label '{\rm Roman}      {\bf Bold}             ' at 0.5,0.1 [Enter]
  plot [0:2] [0:1.0] 0 [Enter]

結果は図10.2のようになります.

図 10.2: いろいろな字体の選択
\includegraphics[scale=1]{EPS/gnuplot-plus-font.eps}



Shigeru HANBA 平成17年7月16日