横軸のみに誤差を含むデータファイルの書式としては, 図9.31の 2種類のうちのいずれかが想定されています.
そして, データのエラーバーを付ける場合には, コマンド plot に with xerrorbars というキーワードを使います. ですから, 典型的な 横軸のみにエラーバーを付ける方法は,
plot 'ファイル' with xerrorbars [Enter]となります. ここに, 「ファイル」と書かれた部分には適当なファイル名が入ります.
コマンド plot が with xerrorbars というオプション付きで起動された
場合, gnuplot は, データファイルが
図9.28の形式1の場合は
点に点を打ってから,
から
に
伸びる直線を引き, さらに点
および点
を
中心とする短い縦方向の線分を引きます.
一方, コマンド plot が with errorbars というオプション付きで起動され,
データファイルが図9.28の形式2だった場合には,
gnuplotは
点に点を打ってから,
から
に
伸びる直線を引き, さらに点
および点
を
中心とする短い縦方向線分を引きます.