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: 隠れ面の表示の切り換え : 直交座標系を用いた3次元グラフの描画 : 描画範囲の調整 目次


グラフにかかった網目の大きさを変える

splotは標準では3次元グラフに横軸に10個, 縦軸に10個の目がある網をかけて表示しています. しかし, この状態では, 網の目が粗すぎて関数の様子を うまく表示できないことがあります.

このような場合には, set isosamples というコマンドを使う ことで網目の数を調整することができます.

コマンド set isosamples の使い方は,

  set isosamples 横軸の網目, 縦軸の網目 [Enter]
です. ここに, 「横軸の網目」, 「縦軸の網目」 と書かれた部分には適当な整数が入ります.

例題として, 図8.1のグラフにおいて, 網目を横軸50, 縦軸50に切り直してみます.

  set isosamples 50,50 [Enter]
  splot exp(-(x**2+y**2)/20) [Enter]
結果は図8.2のようになります.
図 8.2: 網目の切り直しの例
\includegraphics[scale=1]{EPS/gnuplot-3d-isosamples.eps}



Shigeru HANBA 平成17年7月16日