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: グラフにかかった網目の大きさを変える : 直交座標系を用いた3次元グラフの描画 : 単純な3次元グラフの表示 目次


描画範囲の調整

3次元グラフを描画するときには, x軸, y軸およびz軸の範囲を それぞれ指定できます. 基本的な構文は
  splot [xの下限:xの上限] [yの下限:yの上限] [zの下限:zの上限] 関数 [Enter]
というものです. ただし, 後半の部分を省略して, 最初の1個だけ, あるいは最初の2個だけのパラメータを指定することもできます. 途中の部分を省略するときには省略したい部分に[]と書きます.

いくつか例を示します.

表 8.1: 各軸の範囲の指定の例
機能 コマンド
xの範囲のみ指定 splot [0:1] sin(x+y) [Enter]
xとyの範囲を指定 splot [0:4] [0:1] sin(x+y) [Enter]
x,y,zの範囲を指定 splot [0:4] [0:1] [0:4] sin(x+y) [Enter]
x,zの範囲を指定 splot [0:4] [] [0:1] sin(x+y) [Enter]

ここで注意してほしいのは, splotにおける各軸の範囲指定は, 先に実行されたコマンドの影響を受けるということです. gnuplotを起動したときには どの軸の範囲もデフォルトで verb?[-10:10]?になっているのですが, たとえば

  splot [0:1] sin(x+y) [Enter]
というコマンドを実行すると, x軸のデフォルトの範囲は[0:1]に変わってしまいます. なお, コマンド plot にはこのようなことはありません.

あらかじめx軸, y軸, z軸の範囲を指定しておくこともできます. このためには,

set xrange [下限:上限] [Enter]
set yrange [下限:上限] [Enter]
set zrange [下限:上限] [Enter]
のように入力します. ただし, 「下限」と書かれた部分と 「上限」と書かれた部分には適当な数が入ります. このようにして指定した場合も, 先の例のように
  splot [0:1] sin(x+y) [Enter]
と明示的に範囲指定して splot を使うと, 先ほど指定した範囲は 上書きされてしまいます.



Shigeru HANBA 平成17年7月16日