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: 点の種類を変える : 関数のグラフの線のスタイルを変える : 線の太さを変える 目次

線の種類を変える

線の種類を変えるには,
  plot 関数 with lines linetype 数値 [Enter]
linetype のあとに適当な数値を指定します.

以下に例を示します.

  plot sin(x) with lines linetype 4 [Enter]

結果は図7.12のようになります. なお, linetypeの省略形である lt というキーワードも使えます. ですから,

  plot sin(x) with lines lt 4 [Enter]
としても同じ結果が得られます.

上記の操作をおこなうと, 画面にはマゼンタ色の線が表示 されるのですが, 白黒のPostScriptファイルに保存すると この線は点線で置き換えられます.

一般に, 線の種類を変更した場合には, 白黒のデータを作成すると, 線を色で区別することができなくなるので, かわりにいろいろな点線が使われます. 結果として, 画面に見えている線の見掛けと ファイルに保存した線の見掛けは変わります.

7.13に利用可能な線の種類の一覧を 示します. 線の種類は1から8までの8種類が指定でき, それぞれ X Window System の画面では赤, 緑, 青, マゼンタ(赤紫), シアン, シエナ(赤茶色), 橙, コラル(珊瑚色)で表示されますが, 白黒のPostScriptで保存すると図7.13に 示したような実線や点線に変わります. なお, 他の色が使える形式 (たとえば tgif)で保存した場合, 表示される色が X Window System のそれと一致しないことがあります.

図 7.12: 線の種類を変更したもの
図 7.13: いろいろな線の種類
\includegraphics[scale=1]{EPS/gnuplot-2d-lt.eps} \includegraphics[scale=1]{EPS/gnuplot-lt.eps}



Shigeru HANBA 平成17年7月16日