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: チュートリアル : Gnuplot入門 第0.08版 : 目次 目次


gnuplotとは

gnuplotは, 2次元および3次元のグラフを描画するためのフリーウェアです.

gnuplotのユーザインターフェースは利用者がコマンドを打ち込んでゆく形態(CUI)です. ですから, gnuplotを使うためには, 最低限のコマンドをいくつか覚えておく必要があります. 一方, コマンド help で閲覧することができるオンラインマニュアルが充実しているため, 最低限のコマンドさえ覚えてしまえば, より高級な使い方をするときに困ることはほとんどありません.

gnuplotの2次元グラフ描画機能は極めて強力であり, 各種の関数やデータのグラフが自由自在に作成できます. 非常に多様な画像の形式をサポートしていることも gnuplot の特徴です. gnuplotで作成したグラフは, PostScript形式やEPS形式, tgifのオブジェクトファイル, PNGフォーマット, PBMフォーマットなど, 各種のフォーマットで保存することができます. gnuplotには3次元グラフを作成する機能もありますが, こちらは 2次元ほど強力ではありません.

本文書では, gnuplotの基本的な使い方について, チュートリアル形式で2次元の場合を中心に解説してゆきます.



Shigeru HANBA 平成17年7月16日