データ点を単純にプロットしてゆくだけの場合, 3次元データをプロットするやり方は2次元データファイルを プロットする場合と変わりません.
また, データファイルの記法も, データ点の座標としてx座標, y座標, z座標の 3種類を指定する必要があること以外は 2次元のものと同じです.
例として, 図9.41(a) に簡単な3次元データのデータファイルを示します. ファイルの名前は 3d0.dat としておきます. このデータファイルを使い,
splot '3d0.dat' pt 6 ps 2 [Enter]というコマンドを実行すると, 図9.41(b)のようなグラフが得られます. だたし, データ点を見やすくするためにデータ点の表示スタイルを変更した 上でデータ点の大きさを大きくしています. この例からもわかるように, 点の種類や大きさの変更法は 2次元グラフを描画するときと同一です.