set sizeというコマンドを使います. 指定する数値は, グラフ表示用のウィンドウから見た相対的な数値になります. 指定できる内容は,
機能 | コマンド |
描画範囲を指定する | set size [Enter] |
は0以上1未満の数で, それぞれウィンドウの横幅とグラフの横幅, ウィンドウの高さとグラフの高さの比率をあらわす | |
グラフを正方形にする | set size square [Enter] |
グラフの正方形表示をやめる | set size nosquare [Enter] |
グラフの横縦の比率をにする | set size ratio [Enter] |
y軸の単位長さをx軸の倍にする | set size ratio [Enter] |
比率の指定をやめる | set size noratio [Enter] |
現在の大きさ指定を表示する | show size [Enter] |
「縦横の比率を指定する」ことと 「横の単位長さと縦の単位長さの比率を指定する」の違いに注意して下さい. 前者ではグラフの見た目が指定されているのに対し, 後者ではy軸の単位長さをx軸の単位長さの何倍に取るかが指定されているだけで, グラフの見た目は指定されていません.
比較のために,
set size ratio 1 [Enter] plot [0:2] sin(x) [Enter]というコマンドを実行した結果を図7.21に,
set size ratio -1 [Enter] plot [0:2] sin(x) [Enter]というコマンドを実行した結果を図7.22に 示します.