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Tgifの起動と終了

さっそくTgifを起動してみましょう. このためには, X Window Systemが 動いている状態で, ktermなどのウィンドウ内で

tgif \fbox{\small\sc{Enter}}
と入力します.

上記のように入力すると, 図2.1のように tgifのウィンドウが画面に開きます. なお, あとで説明に使うために, 図2.1には ウィンドウの各部分の名称をあわせて示しておきます.

図 2.1: Tgifを起動したところ
\includegraphics[width=.8\textwidth]{eps/tgif-init.eps}

では, とりあえず何もしないでTgifを終了してみることにします. このためには, 図2.1のメニューバーウィンドウ 左端の「ファイル」と書かれている部分をクリックして, 画面に図2.2のような ポップアップウィンドウを出します.

図 2.2: Tgifのファイルメニュー
\includegraphics[width=.3\textwidth]{eps/tgif-file-menu.eps}
このウィンドウにはファイル操作に関する様々なメニューなどが表示されているのですが, 一番下にファイルを終了するためのメニュー「終了」があります.

「終了」という文字の右の方に Cntrl+q という文字が書かれていることに 注意して下さい. ここに書かれているCntrl+qなどの文字の意味は ショートカットと言って, いちいちメニューを開いてコマンドを選択しなくても, メニューの横に書いてある通りのキーを押すだけで同様の操作ができる, という ものです. ここに, Cntrl+q \fbox{\small\sc{Ctrl}}キーを押しながら \fbox{\small\sc{q}} キーを押すことを意味します.

少し説明が長くなりました. では, Tgifを終了しましょう. このためには, 表示されているメニューの「終了」のところでマウスの左ボタンを押すか, あるいはTgifのウィンドウにマウスカーソルが入っている状態で

\fbox{\small\sc{Ctrl}}+ \fbox{\small\sc{q}}
と入力します(キーボードCtrlという文字が刻印されていることが多いので, この資料ではTgifのCntrlという標記でなくCtrlという標記を採用します).


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Shigeru HANBA
平成16年1月30日