+と入力します( キーと キーを同時に押す; キーボードによっては のかわりに と 刻印されているものもあります). すると, 図2.14のような 日本語入力のウィンドウが開きます. たとえば, 「貴社の記者が汽車で貴社した」という文章を入力してみましょう. 日本語入力のウィンドウにマウスカーソルを移動させて, ローマ字で, キーボードから「きしゃのきしゃがきしゃできしゃした」 (kishanokishagakishadekishashita)と入力すると, ウィンドウの中は 図2.15のような状態になります. ここでスペースキーを 押すと, 図2.16のように漢字変換がなされます.
この漢字変換は正しくありません. 修正するにはどうしたらよいでしょうか?
まず最初に, 図2.16の文章の最初の「貴社の」 という部分が白黒反転していることに注意して下さい. Tgifが使っている 漢字変換プログラムは, まず文章を適当な文節に分割して, 各文節を 適切と思われる漢字に変換してゆきます. しかし, 文節の分割と漢字変換とも に, 正しく行われるとは限りません. ですから, 変換後の漢字の修正作業は
文節の操作法は表2.1の通りです.
漢字変換の内容を変更するには, 白黒反転している部分を 変換したい文節に合わせてスペースキーを押します. スペースキーを押すたびに漢字の内容が置き換えられてゆき ます. 一定回数変換に失敗すると, たとえば 図2.17のように, 変換の全候補が表示されます.
漢字選択ウィンドウでの操作法は以下の通りです.変換作業が終了したら キーを押します. すると, 日本語入力のウィンドウは空になり, かわりに キャンバスウィンドウの中に変換後の文章があらわれます(図2.18).
まだ入力したい文章があるときは, 日本語入力のウィンドウにマウスカーソルを 移動させてキーボードを押してゆけば, そのまま打ち込みを続けることが できます.作業を終わるときには, キャンバスウィンドウの中でマウスをクリックして下さい. すると, 日本語入力のウィンドウは消えます.