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: 参考文献 : 内点法 : 数値解に含まれる誤差の評価


おわりに

本稿では, 内点法の一種である主-双対内点法の 理論的な枠組と実際の解法について解説した. 予備知識の少ない読者が他の文献を参照せずに 数学的に曖昧なところの生じる余地なくアルゴリズムを理解できるように 可能な限り配慮したつもりである.

内点法における問題の定式化の仕方にはいくつかの種類があり, 解法はさらに多種多様である. 本項では記述の論理的な一貫性を重視したため, これらのバリエーションについては一切述べなかった. 特に, 内点法でもっともよく用いられるMehrotraの予測子・修正子法については, 実用上は極めて有用であるがアルゴリズムの見通しが悪いので, 一切述べなかった. 内点法の各種のアルゴリズムを調べるのに有用な文献は [1,4]である. 興味のある読者は これらの文献を参照してほしい.



Shigeru HANBA 平成25年12月22日