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オンラインマニュアルを見る

オンラインマニュアルを見るためのコマンドが help です. このコマンドの基本的な使い方は
  help トピック [Enter]
です.

コマンド help の使い方は,

  help help [Enter]
とすることで参照できます.

マニュアル表示をやめるときには,

  q
と入力します.

コマンド help を実行すると, そのトピックに関する簡単な説明に続いて, もしあればサブトピックの一覧が表示されます.

たとえば, gnuplotのウィンドウで,

  help help [Enter]
と入力すると, 画面は図3.7のように なります.

図 3.7: コマンド help のオンラインマニュアル
\includegraphics[scale=.8]{EPS/gnuplot-help-help.eps}

コマンド help のオンラインマニュアルはサブトピックを含まず, かつマニュアル本文が短いので, マニュアルが1画面におさまっていて, マニュアルの末尾に(END)という文字が白黒反転して表示 されています. マニュアルが表示された状態からは,

  q
と入力すれば抜けられます.

これに対し,

  help plot [Enter]
と入力すると, 画面は図3.8のように なります.
図 3.8: コマンド plot のオンラインマニュアル
\includegraphics[scale=.8]{EPS/gnuplot-help-plot.eps}

3.8において, 画面の最下段の行に

  \texttt{:}\prompt
というプロンプトが出ていることに 注意して下さい. この状態では, ページャ (たいていless, jless, moreのいずれか, 環境変数PAGERによって決まる) が自動的に起動して, マニュアルを表示しています. ですから, そのページャのコマンドはすべて利用可能です.

さて, [Space]キーを押すなどしてマニュアルの最後尾まで 画面をスクロールさせると画面は 図3.9のようになります.

図 3.9: コマンド plot のオンラインマニュアルの末尾
\includegraphics[scale=.8]{EPS/gnuplot-help-plot-2.eps}
3.9では
Subtopics available for plot:
という文字列に続いてキーワードの一覧が表示されていることに注意 して下さい.

3.9の状態で

  q
と入力すると, 画面は 図3.10のように なります.
図 3.10: コマンド plot のオンラインマニュアルにおけるsubtopicの選択
\includegraphics[scale=.8]{EPS/gnuplot-help-plot-3.eps}

ここで, 画面下段の

Subtopic of plot: \prompt
というプロンプトに注意して下さい. 図3.10の状態からは, 3種類の操作が可能です. これらを表3.3に示します.


表 3.3: オンラインマニュアルのsubtopic選択画面における操作
機能 コマンド
オンラインマニュアルを抜ける [Enter]
サブトピックの一覧を表示する ? [Enter]
特定のトピックのマニュアルを見る トピック [Enter]
ただし, 「トピック」と書かれたところには, キーワード一覧で表示された 用語のいずれかが入る

たとえば, 図3.10の状態で, キーワード with のマニュアルを見たいときには,

  with [Enter]
と入力します. すると, 画面には, 図3.11のように キーワード with のマニュアルが表示されます.
図 3.11: キーワード with のマニュアルを表示しているところ
\includegraphics[scale=.8]{EPS/gnuplot-help-plot-4.eps}

マニュアルを最後までスクロールさせて

  q
と入力すると, 図3.12のように サブトピック選択画面に戻ります.
図 3.12: サブトピック選択画面に戻ったところ
\includegraphics[scale=.8]{EPS/gnuplot-help-plot-5.eps}


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Shigeru HANBA 平成17年7月16日