set terminal
という
コマンドを使って出力データの形式をpostscriptに変更します.
set terminal postscript eps [Enter]キーボードからの入力に誤りがなければ,
Options are 'eps noenhanced monochrome dashed defaultplex "Helvetica-Ryumin" 14'とうようなメッセージが画面に表示されます.
続いて, set output
というコマンドを使って
出力ファイルの名前を指定します. ここでは, test.eps
と
しておきましょう.
set output 'test.eps' [Enter]ここまでの手順が終わった状態で
replot [Enter]と入力すると, グラフが
test.eps
というファイルに保存されます.
ここまでの作業が終わったときの gnuplot のウィンドウの内容を図2.3
に示します.
いったん出力データの形式を postscript 形式に変更すると, それ以降は, 利用者が出力データの形式を切り換えるコマンドを 実行するまで, 出力データの形式はずっと postscript のままになります. ところで, 出力データの形式が postscript になっていると, 描画したグラフのようすを画面で確認することはできません. 再びグラフを画面で確認できる状態に戻したいときには,
set terminal x11 [Enter]というコマンドを実行する必要があります.