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同軸ケーブル, ピンプラグ, ミニプラグの構造

オーディオ機器の出力端子どうしを接続するために使われている ケーブルの多くは, 同軸ケーブルと呼ばれるものである。 このケーブルは, 外見上は1本だけの線なのだが, 内部には 芯線とグランド線の2本の線が通っている。芯線とグランド線の あいだは絶縁材で絶縁されている。図35に同軸ケーブル の構造を示す。

図 35: 同軸ケーブルの構造
\includegraphics[scale=1]{eps/cable.eps}

機器同士を接続して電気回路を閉じるためには線が2本必要である。 これに対応して, オーディオ機器の出力端子(ピンジャックやミニジャックなど) にも2本の線に対応する部分があり, それらに挿入されるピンプラグやミニプラグ も2本の線に対応する部分を持っている。

ピンプラグの構造を図36に示す。 図36において, オーディオ機器との接続部の 中央のピン$ A$と外縁部の円筒形の金属部品$ B$は 絶縁材によって絶縁されている。 部品Aは同軸ケーブルの芯線A'と接続され, 部品Bは同軸ケーブルのシールド線B'と接続される。

図 36: ピンプラグの構造
\includegraphics[scale=1]{eps/pin.eps}

ミニプラグの構造を図37に示す。 図37において, オーディオ機器との接続部のピンは 絶縁材で先端の部品Aと根本の部品Bに区切られている。 部品Aは同軸ケーブルの芯線A'と接続され, 部品Bは同軸ケーブルのシールド線B'と接続される。

図 37: ミニプラグの構造
\includegraphics[scale=1]{eps/mini.eps}

これにより, オーディオ機器の出力信号をディジタルマルチメータや スペクトルアナライザで測定したいときには, 図38のような ケーブルを作製しておけばよいことがわかる。図38のような ケーブルは実験室にあらかじめ用意されている。

図 38: オーディオ機器に接続する測定用ケーブル
\includegraphics[scale=1]{eps/cable2.eps}


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Shigeru HANBA
平成15年11月16日