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ソースプログラムの編集

先にScilabを用いて設計されたフィルタのタップ係数 を実際のプログラムに反映させるためには, ソースプログラムにこの数値を書き込む必要がある。 この実験で用いるソースプログラムの名前は fir.c である。 このファイルはフロッピーディスクのフォルダ fir に保存されている。

fir.cを編集するためには, まずこれを開く必要がある。 このファイルを開くには, Code Composer Studioの画面上端のメニューから

File→Open...
を選択する(図19)。 続いて, 画面にあらわれたウィンドウで ファイル fir.c をダブルクリックして選択する(図20)。 すると, 図21のように, ファイル fir.c が表示されたウィンドウが開く。 このウィンドウを使ってファイルの編集作業をおこなうことができる。
図 19: ソースプログラム fir.c を開く(1)

\includegraphics[scale=.7]{eps/CCS070.eps}

図 20: ソースプログラム fir.c を開く(2)
\includegraphics[scale=.7]{eps/CCS080.eps}

図 21: ソースプログラム fir.c を開く(3)
\includegraphics[scale=.7]{eps/CCS090.eps}

続いて, ソースプログラムのうち変更を要する箇所について説明する。 変更を要するのは5行目, 10行目の2箇所だけである。

ソースプログラムの5行目では, LENGTH という定数を使ってフィルタ長が宣言されている。 この数値を諸君が設計したフィルタのフィルタ長に変更する必要がある。

続いて, 配列fir_tapの値({}の中)に, 設計されたFIRフィルタのタップ係数を 書き込む。このためには, まず設計済みのフィルタのタップ係数が保存されたファイル

A:\fir\tap.txt
をダブルクリックして開く。 続いてウインドウ左上の端にマウスカーソルを合わせてから マウス左ボタンを押し下げた状態にする。そして, そのままの 状態でマウスカーソルを下に移動させると, ファイルに書き込まれた 数値の部分がすべて反転表示されるようになる(図22)。 この状態でマウスを右クリックし, あらわれたメニューの上から3番目の コピー(C)にマウスカーソルを合わせてマウスをクリックする(図23)。
図 22: tap.txtの内容をコピー(1)
\includegraphics[scale=.7]{eps/CCS100.eps}

図 23: tap.txtの内容をコピー(2)
\includegraphics[scale=.7]{eps/CCS110.eps}

上述の操作が終わったら, CodeComposerStudio内の fir.c が開いている ウインドウをクリックし, 9行目の配列fir_tapの値({}の中の数値)をすべて 消してから{}の内部にカーソルを合わせて(マウスカーソルを{}内に入れてクリック) マウスを右クリックする。すると図24のようなメニューがあらわれるので, この中からpasteを選択する。 すると, フィルタのタップ係数が{}内に書き込まれる。 さいごに, 個々の数値のあいだにコンマ(,)を入れる。ただし, {の直後と}の直前にはコンマを入れないことと。また, 数値と数値のあいだに改行が入っている場合にもコンマが1個必要で あることに注意すること。変更後のファイルは, たとえば図25のようになる。
図 24: fir.cへのタップ係数の書き込み(1)
\includegraphics[scale=.7]{eps/CCS120.eps}

図 25: fir.cへのタップ係数の書き込み(2)
\includegraphics[scale=.7]{eps/CCS130.eps}

変更がおわったら, 画面上端のメニューから
File→Save
を選択して, 編集後のファイルを保存する(図26)。
図 26: 変更後のfir.cの保存
\includegraphics[scale=.7]{eps/CCS140.eps}


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Shigeru HANBA
平成15年11月16日